【自動売買超入門】BYBITのAPIを使ってpythonで実行する方法

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Narazu

BYBITのAPIを連携させてビットコインで自動売買ツールを作ってみたいけど、どの様に連携すればいいの??

そんな悩みを解決する記事を書きました。

BYBITで連携する前に環境やディレクトリ構成などの下準備を以下記事に書いています。

他の取引所のAPIを増やそうとしても簡単に追加できる様に構成されていますのでぜひ参考にしてみてください。

  • この記事で分かること
本記事の項目
  • BYBITのAPIキーの取得方法
  • BYBITのAPIの接続方法

プログラミング学習の最大のハードルは、「何を作ればいいのか分からない」ことです。

この問題を解決するために、初心者にオススメなのが

APIを使用して簡単な売買プログラムを作る

ことです。

売買による損失に責任を持てませんが、自分で作成したプログラムが実際に資金を動かす様子を見るのは楽しく、学びも深まります。

自動売買への第一歩はAPIへの接続です。

この記事ではAPIキーの取得から接続の確認までを詳しく解説しています。

ぜひ最後まで読んで、実際に手を動かしてみてください。プログラミングの世界への入り口が広がり、楽しさを実感できるでしょう。

プラグラミングの学習は「何かを作る」がいちばんの近道です。
APIを使ってプログラムを組める様になりましょう!

目次

BYBITのAPIキーの取得

本記事はBYBITのAPIを取得している前提で記事を書いています。

BYBITのAPIの取得がまだの方は以下の記事を参考に取得してください。

結構簡単なので5分程度あれば取得可能です。

BYBITのAPIをPythonを使って実行する 事前準備

BYBITのAPIを連携させる前に、以下の記事を参考に同じ様なディレクトリ環境を整えてください。

本記事で、複数の取引所のAPIを拡張し実行します。

Pythonで実行するためのディレクトリ構成

本記事で追加した後の全体のディレクトリ構成図です。

あとで色々な機能の拡張や複数の取引所のAPIを追加できるようにしています。

bot
├── crypt_api
│   ├── mexc.py
│   └── coincheck.py
│   └── bybit.py # ←本記事で追加するファイル 
├── main.py
├── settings.ini
└── settings.py

この記事と同じ様な要領で他の取引所のAPIが増えた場合に拡張していけばOKです。

プロジェクトディレクトリを構成するコマンド

以下のコマンドでBYBIYのAPIを使うためのファイルを作成します。

touch crypt_api/bybit.py

他の取引所が増えた場合は同じ要領で「crypt_api」内にファイルに増やしてください。


初心者の方にオススメ
  • プログラミングに興味のある方
  • アプリケーション開発をやってみたい方
  • 昔プログラミングに挫折した方
  • プログラミング学校が高いと思っている方
スキルハックスより 引用

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BYBITのAPIを使って資産状況を取得する

APIを使って資産の取得手順
  • settings.iniの編集
  • settings.pyの編集
  • crypt_api/coincheck.pyの編集
  • main.pyの編集・実行

1.settings.iniの編集

まずはsettings.iniに以下のようにコードを追加します。

settings.ini
[mexc]
api_key = xxxxxxxxxxxxxxxx
secret_key = xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx

[coincheck]
api_key = xxxxxxxxxxxxxxxx
secret_key = xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx

# 以下追加
[bybit]
api_key = xxxxxxxxxxxxxxxx
secret_key = xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx

APIキーやシークレットキーををダブルクォーテーション(“”)で挟む必要はありません。

2.settings.pyの編集

次はsettings.pyに以下のようにコードを書きます。

赤枠を追記します。

settings.py
import configparser

conf = configparser.ConfigParser()
conf.read('settings.ini')

mexc_api_key = conf['mexc']['api_key']
mexc_secret_key = conf['mexc']['secret_key']

cc_api_key = conf['coincheck']['api_key']
cc_secret_key = conf['coincheck']['secret_key']

# 以下を追加
bybit_api_key = conf['bybit']['api_key']
bybit_secret_key = conf['bybit']['secret_key']

3.crypt_api/bybit.pyの編集

次に、いつでも他のファイルから関数を呼び出せるようにクラスとメソッドを作ります。

bybit.py
import ccxt
import settings

class BybitApiClient(object):
  def __init__(self, api_key=settings.bybit_api_key, secret_key=settings.bybit_secret_key):
    self.bybit_client = ccxt.bybit({'apiKey': api_key, 'secret': secret_key})

  def get_balance(self):
    get_balance = self.bybit_client.fetch_balance()
    print(get_balance)

4.main.pyの編集・実行

main.pyからコインチェックのAPIを実装したクラスを呼び出します。

main.py

以下はコピー用のコードです。

from crypt_api.bybit import BybitApiClient

if __name__ == '__main__':
  bybit_api = BybitApiClient()
  bybit_api.get_balance()

以下コマンドかvs-codeなら「▶︎」アイコンをクリックして実行しましょう。

python3 main.py

上記赤枠の様に表示されればOKです。

以下の様なデータ構造となっています。

{
  "info": {
    "retCode": "0",
    "retMsg": "OK",
    "result": {
      "list": [
        {
          "accountType": "CONTRACT",
          "accountIMRate": "",
          "accountMMRate": "",
          "totalEquity": "",
          "totalWalletBalance": "",
          "totalMarginBalance": "",
          "totalAvailableBalance": "",
          "totalPerpUPL": "",
          "totalInitialMargin": "",
          "totalMaintenanceMargin": "",
          "accountLTV": "",
          "coin": [
            {
              "coin": "USDT",
              "equity": "33.5775",
              "usdValue": "",
              "walletBalance": "33.5775",
              "borrowAmount": "",
              "availableToBorrow": "",
              "availableToWithdraw": "33.5775",
              "accruedInterest": "",
              "totalOrderIM": "0",
              "totalPositionIM": "0",
              "totalPositionMM": "",
              "unrealisedPnl": "0",
              "cumRealisedPnl": "0"
            }
          ]
        }
      ]
    },
    "retExtInfo": {},
    "time": "1705038490282"
  },
  "timestamp": 1705038490282,
  "datetime": "2024-01-12T05:48:10.282Z",
  "USDT": {
    "free": 33.5775,
    "used": 0.0,
    "total": 33.5775
  },
  "free": {
    "USDT": 33.5775
  },
  "used": {
    "USDT": 0.0
  },
  "total": {
    "USDT": 33.5775
  }
}

自由に使える資金「33.5775USDT」の状態を淡らしています。

これで正しくAPIキーとpythonが連携していることを確認することができました。


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BYBITのAPIを使ってpythonで実行する方法 まとめ

本記事では「bybitのAPIを使ってpythonで実行する方法」ついて解説しました。

本記事の項目
  • BYBITのAPIキーの取得方法
  • BYBITのAPIの接続方法

APIと聞くと難しそうなイメージがあると思いますが、意外と簡単です。

Narazu

あれ。
意外と簡単だ。

プログラミング初心者にとってAPIはその取引所のメソッドを使うだけなのでとても強い味方です。

「何を作っていいか分からない」状況はせっかく始めたプログラミング学習を挫折させる要因にもなります。

挫折しないためにも

初心者こそAPIを使ってプログラミング学習を行う

ことをオススメします。

自分で考えてAPIを使って、自動売買して資産が減ったり増えたり見るのは楽しいです。

何を作っていいか分からない方はまずはAPIを使って単純な自動売買プログラムでも作ってみてはいかがでしょうか。

この記事を参考にに暗号資産取引所のAPIを使って「何かプログラムを作る」ことの楽しさやキッカケになれば嬉しいです。

最後まで読んでくださいありがとうございました。


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